GEORGE NAKASHIMA　ジョージナカシマ｜ブランド家具を高く売りたい方はブランド家具買取専門店

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GEORGE NAKASHIMA

GEORGE NAKASHIMA　ジョージナカシマ

木を無垢材のまま扱い、「木がなりたい形」に向けてデザインされる「ジョージナカシマ(GEORGE NAKASHIMA)」の作品。
常に柔らかく自然で、そして完璧なまでに美しい。そのフォルムこそ、「木のこころ」に丁寧に向き合った結果です。

木工デザイナーとして世界的に高い評価を受け、「アメリカ木工の父」とも称されている「ジョージナカシマ(GEORGE NAKASHIMA)」。
1905年、ワシントン州で生まれ、その後もアメリカで育った彼は、アメリカ国籍を持つ日系２世です。ワシントン大学入学当時は森林学を専攻していましたが、建築学に転向。大学卒業後はスイスの巨匠建築家・ル・コルビュジエの建築現場に通い学ぶようになります。1934年には来日し、軽井沢聖パウロカトリック教会の設計および家具の設計に携わりました。その後もいくつかの有名建築の設計に関わって来た彼でしたが、ある時期に仲間の仕事振りに失望し、建築界での限界を感じるようになります。そこで、最初から最後まで自身で一貫して出来るということから、家具デザイナーとしての道を歩み始めたのです。木工技術の基礎と木についての知識を得た後、「ジョージナカシマ(GEORGE NAKASHIMA)」は、緑豊かなペンシルバニア州ニューホープの森の中に工房を設立しました。自然と向き合っていく中で、木と対話しながら製作する家具づくりを確立。木を理解し、木という素材を最大限に美しくデザインする感性と技術で生み出される家具は、手に取る人々を魅了し、「ジョージナカシマ(GEORGE NAKASHIMA)」の名は広く知られるようになっていきます。彼が二度目の来日を決めたのは、そんな最中のことでした。
親交があった彫刻家・流政之の案内で、香川県高松市を訪れたのです。そこで出会ったのが、以後製作を共にすることになる「桜製作所(SAKURA)」でした。日本人の職人の持つ高い技術力、家具製作への志に感銘を受けた「ジョージナカシマ(GEORGE NAKASHIMA)」。その縁から1964年以降、ニューホープでの家具づくりと並行して、この高松で営まれる小さな工房「桜製作所(SAKURA)」との共同製作をおこなうようになりました。現在、彼の精神を受け継いで、公式ライセンスのもとで家具製作を続けているのは、世界中でもニューホープの工房、そして「桜製作所(SAKURA)」の二か所のみとなっています。「ジョージナカシマ(GEORGE NAKASHIMA)」ブランド家具の哲学は、「家具は使うほどに価値が増す」。
家具についた傷でさえも財産になっていくという考え方は、木そのもの、自然そのものを敬いながら共存する、彼自身の哲学に基づいています。木を無垢材のまま扱うことにこだわり、「木がなりたい形」に向けてデザインされるという「ジョージナカシマ(GEORGE NAKASHIMA)」の作品は、常に柔らかく自然で、そして完璧なまでに美しい。そのフォルムこそ、「木のこころ」に丁寧に向き合った結果です。
現在も「ジョージナカシマ(GEORGE NAKASHIMA)」の哲学と感性に魅せられた職人たちが忠実につくり出している家具は、わたしたちにも、また次の世代にも、木の本来の美しさ、それが傍にある素晴らしさを伝えてくれることでしょう。

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