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金属彫刻家としても名高い「ハリー・ベルトイア(HARRY BERTOIA)」。
残された作品数はわずかながら、彼だからこそ生み出すことの出来たこだわりのチェアは、現代のさまざまなシーンに溶け込み、上質な空間を彩っています。
「ハリー・ベルトイア(HARRY BERTOIA)」は、イタリア生まれの金属彫刻家・デザイナーです。
彼が家具デザイナーとして自分の名前を冠して生み出したのは、わずかなチェアのコレクションのみ。しかし彫刻家らしい独特のセンス・技術を巧みに用いた製作で、ほかにはない魅力を放つチェアは、発表当初から多方面の支持を集めています。1915年、北イタリアで生まれた「ハリー・ベルトイア(HARRY BERTOIA)」は、15歳のときに家族とともにアメリカに移住。特待生としてクランブルック美術アカデミーで学んだのち、同アカデミーに金属工房を設立し、1939年からの4年間はその学部長を務めました。そして当時の同僚だった「チャールズ&レイ・イームズ」と共に仕事をするようになり、成形合板(プライウッド)の加工に取り組みます。共同でワイヤーチェアの研究・開発を進めながら多くの家具製作に臨み、ミッドセンチュリーを牽引していきますが、方向性の違いなどから程なくして決別。その後、彼にとって転機となったのが、旧友が経営する家具メーカー「ノール」を訪問したことです。そこで歓迎され、自由に製作する環境を与えられた「ハリー・ベルトイア(HARRY BERTOIA)」は、それまで培ってきたものを注ぎ込んだ渾身のチェア「ダイヤモンド・チェア」を完成。スチールワイヤーのみで構成されたチェアは、名前のとおりダイヤモンド型のシェル構造。自らをデザイナーと呼ぶことを嫌い、彫刻家と名乗ることにこだわり続けた彼らしく、彫刻のようにどの角度から見ても美しいデザインで製作されました。そのため曲面に合わせて細かく網目を変えてつくられたこの椅子は、ワイヤーの持つ魅力が最大限に活かされ、周囲の背景や光をもインテリアとして取り込める逸品。家具というより金属彫刻家の芸術作品と言った方がしっくり来るかもしれない、と見る人に思わせるアート性の高さで、発売直後から圧倒的な人気となったのです。その大躍進の中、小鳥が羽を広げたイメージのチェア「バードチェア」や、溶接の新技術を採用した「ベルトイアサイドチェア」を続けて発表。いずれも高い評価を得て、また大量生産に適した製造方法を用いたことから、彼のチェアは広く一般に親しまれるようになりました。
これらの椅子の発表後、彫刻家としても成功をおさめ、以降再び家具製作をすることはなく金属彫刻家としての活動に専念した「ハリー・ベルトイア(HARRY BERTOIA)」。残された作品数はわずかながら、「溶接の達人」と言われた技術・彼ならではのセンスが集約されたフォルム、こだわり抜かれたインテリアとしての美しさは、現代のさまざまなシーンに溶け込み、上質な空間を彩っています。
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