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今回は埼玉県さいたま市のお客様から松本民芸家具のチェアをお売り頂けるとご連絡を頂き、写真には撮りきれていませんが10脚以上まとめての買取でしたので、出張買取させて頂きました。
こちらのループバックが特徴的なリーチ型と呼ばれるチェアは、アームのついた#85リーチアームチェアと、今回買取させて頂いた#72のアームのないリーチチェアがあります。#85と#72共に背板を薄くするなど軽量化が図られており、女性でも扱いが楽な人気のダイニングチェアです。
そもそもリーチ型の「リーチ」とはイギリス人陶芸家、故バーナード・リーチ氏から名づけられたお品です。生前、明治~昭和と長きに亘り日本と関わりを持っていたリーチ氏はイギリス人の両親を持つ生粋のイギリス人ですが、誕生当時イギリスの統治下にあった香港で生まれ、母の死去に伴い英語教師として日本在住であった祖父母に預けられたことが、日本に関わりを持つ切っ掛けでした。
その後、一旦はイギリスに戻りますが、ロンドンに留学中であった『智恵子抄』などが著名な高村光太郎氏と知り合ったのを機に再来日。上野に工房を構えたリーチ氏は日本文化に多くの関心を寄せ、日本人芸術家たちと数多の交流を重ねました。特に陶芸へ情熱を注ぎ、晩年まで「西洋と東洋の融合」を目指して世界中で普及活動を続けたリーチ氏の存在があったからこそ、現代において陶芸が世界で認知されるに至ったと言っても過言ではありません。
上記のような経歴を持つリーチ氏から名前を戴いたリーチチェアは、ヴィクトリア時代に流行したとされるループバックの形状から洋風のテイストが前面に出がちですが、足元に注目すると竹の節をモチーフにした装飾が施されており、和のテイストがさり気なくプラスされています。西東の融合を目指していたリーフ氏の名を冠するに相応しい一品です。
しかしながら、どんなに良いお品物でも使用するうちにキズや焼けなどダメージを受けてしまいます。それを気にして買取を拒否されるのでは?とご心配に思うお客様も少なからずいらっしゃるでしょう。当店では多少のダメージがあっても買取後、自社にて修繕を施します。多少のキズや汚れがあってもお気軽にお問い合わせ下さい。どのようなダメージがあるか下のような画像を添付して頂けますと、より迅速にお問い合わせに対する返信ができますので、ご参照下さい。
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