軽井沢彫　軽井沢彫｜ブランド家具を高く売りたい方はブランド家具買取専門店

ブランド家具のご紹介

軽井沢彫

軽井沢彫　軽井沢彫

桜の絵柄を特徴とする、綿密で美しい、ヨーロッパ的なフォルム。
その美しさを作りあげているのは、西洋の感性・ライフスタイルと、日本の伝統技術の調和。そして、日本を愛する西洋人とのつながりの歴史です。

古くは宿場町として栄え、国内有数の避暑地として長い歴史を持つ軽井沢。
その代表的な民芸品として知られているのが「軽井沢彫（Karuizawa-bori）」です。軽井沢を訪れる人々はもちろん、現在でも国内外の家具愛好家たちを魅了し愛されている「軽井沢彫（Karuizawa-bori）」の原点は、明治時代にあります。明治初期、長年続いた宿場町としての役割を失い衰退しつつあった軽井沢に、ひとりのカナダ人宣教師が訪れました。軽井沢の気候・風土に故郷との共通点を感じ取った彼は、休暇を過ごす場として別荘を建てたのです。それに続くようにして、多くの外国人が軽井沢を訪れ、同じように別荘を建てて住むようになりました。軽井沢の避暑地としての始まりです。西洋建築の別荘が増えていくにつれて、急速に需要が高まったものといえば、建築に合う家具と工芸品です。昔から受け継がれてきていた伝統の技術に、外国人の生活スタイル、好みをふんだんに取り入れて完成させた新しい家具。自然な流れの中で作られたそれが、「軽井沢彫（Karuizawa-bori）」でした。西洋建築の中で使いやすいスタイルでありながらも「和」を存分に感じ取ることが出来る家具は、別荘に暮らす外国人が使う為だけではなく、土産品としても好まれるようになります。そして、簡単に分解・組み立てが可能であり、コンパクトな形で輸送が出来るという「土産品として海外へ持ち帰る」ことを念頭に置いた工夫にも、「軽井沢彫（Karuizawa-bori）」が重宝された所以がありました。
「軽井沢彫（Karuizawa-bori）」の特徴は、西洋人の暮らしによく馴染むヨーロッパ的なフォルム、そして日本を象徴する桜の絵柄です。
製作開始当初は多種多様の絵柄が描かれていましたが、時を経るにつれ、外国人にとって最も日本らしさを思い起こさせるモチーフ、桜の絵柄に統一されました。
その美しさを作りあげているのは、綿密な彫刻に適した粘り気と堅牢さを併せ持つ素材、「ひっかき」と呼ばれる細かな線彫りの技術、絵柄の背景に繊細な点模様を描く「星打ち」という仕上げの技法。そして、日本を愛する外国人とのつながりの歴史です。その魅力は、やがて外国人・軽井沢を訪れる観光客のみならず、家具にこだわりを持つ全国の人々にも伝わりました。時代の変化に伴い、伝統工芸を作り続ける職人は少なくなってしまいましたが、現在でも伝統を重んじ、そして時代に合った新しさも取り入れながら「軽井沢彫（Karuizawa-bori）」を製作している店に「シバザキ（SHIBAZAKI）」があります。豊富に取り揃えられた家具は、その多くが一品製作。昔ながらの思想と技術を大切にしながら、常に新しいものに挑戦する在り方は、「軽井沢彫（Karuizawa-bori）」の原点そのものです。西洋人の感性とライフスタイル、日本人の伝統技術、そしてそれを調和させる思いが生み出した「軽井沢彫（Karuizawa-bori）」。西洋らしくもあり、同時に日本らしくもある……それはまさしく、軽井沢という地を象徴するに相応しい形と言えるでしょう。

24時間受付、安心の買取査定フォーム無料査定はこちら 24時間受付、安心の買取査定フォーム無料査定はこちら

LINEでかんたん査定

掲載内容についてご不明な点等がございましたら下記までお問い合わせください。

TEL : 0120-971-794

MAIL : contact@comesfurniture.jp

営業時間 : 9:00 ～ 18:00