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「バタフライスツール」などに代表される、モダニズムと日本の伝統美の融合。
「柳宗理(SORI YANAGI)」が追求した作り手の理念は、いつまでも眺めていたくなる上質な魅力の家具に、惜しみなく映し出されています。
「柳宗理(SORI YANAGI)」は、独創性と実用性・ユーモアにも満ちた作品製作で、世界中を魅了したプロダクトデザイナー。
国内工業デザインの発展期を牽引した存在としても名高い、日本を代表するデザイナーです。1915年、思想家・宗教哲学者であった父・宗悦氏と、声楽家であった母の長男として生まれた「柳宗理(SORI YANAGI)」。1934年に入学した東京美術学校在学時、ル・コルビュジェの著書に触れ、そこに書かれた「装飾のないところに真の装飾がある」という言葉に感銘を受けた彼は、以来デザインに深い関心を抱き、プロダクトデザイナーとして生きる道を志すようになります。卒業後は、フランスの建築家・デザイナーのシャルロット・ペリアンがおこなっていた日本視察に同行。国内各地で伝統工芸に触れ、この経験が彼の以後の作風にも大きな影響を与えました。
建築研究員などを経て、「柳宗理(SORI YANAGI)」が本格的な作品発表を開始したのは、戦後の1950年頃のこと。52年に開催された「第一回日本工業デザインコンクール」に出品、第一席を獲得し、一躍脚光を浴びます。そのとき出品されたのが、シンプルでありつつも細部まで丁寧で美しいデザインの「レコードプレーヤー」。そしてその2年後、54年には、代表作であり現在ニューヨーク近代美術館のパーマネント・コレクションともなっている名作「バタフライ・スツール」を発表しました。そのネーミングのとおり、蝶が羽ばたく姿を連想させるフォルムは、一度見れば忘れられない特異なもの。2枚のプライウッドを組み合わせた簡素な作りの中に、日本的な情緒も感じられるデザインで、現在も国内傑作チェアの代名詞として人気を博しています。柳の想像力と、高い技術力を誇る家具ブランド「天童木工」とのコラボレーションでつくられたこのスツールは、ミラノの名門コンクール「ミラノ・トリエンナーレ」で金賞を受賞。それを機に彼は、国際的な活動を展開するようになりました。東京オリンピックの各種プロダクトデザイン、東名高速道路の遮音壁、木更津料金所……などなど、彼の名を知らずとも、また家具デザインに興味があらずとも、自然と目に触れる機会の多い作品群も多数手掛けた「柳宗理(SORI YANAGI)」。
彼が生涯追求し続けたのは、モダニズムと日本の伝統美の融合です。そして、商業主義や一時の流行に流されることに対して批判的だった彼は、常に使う人が長く愛着を持てるようなものづくり、本当の意味での良いデザインへのこだわりを貫いてきました。
それは実用的で自然と生活に馴染むデザインでありながら、いつまでも眺めたくなる上質な魅力の家具に、惜しみなく映し出されています。
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